北海道の探偵が見当たらない

他起動の探偵ライターが記す北の探偵情報

私が探偵業専門のライターになった理由

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私のライティングは他のライター様達とは少し方向性が違い、コラムにせよ何にせよ、ライティングの全てが探偵業関係に限られています。

 

それにしても、なんでこんな事をしているのか・・・・・・自分でもたまに考えてしまいます。

 

普通、WEBビジネスを行うにしても、ライター業を行うにしても、出来るだけ多くのジャンルに手を出した方が収益が伸びるというものです。

 

しかし、考えるのはほんの一瞬で、いつもすぐ自分の答えに気が付きます。

 

それは結局、自分は探偵が大好きだから。それ以外にありません。

 

本当に子供じみた話ですが、私にはこれしかありませんし、これ意外にやりたい事が無いのです。

 

■探偵が好きな理由は?

 

思い返せば、探偵になろうと本気で思ったのはたぶん中学生の頃でした。

 

そのころの私は漫画本も買わずに推理小説ばかり読んでいて、とにかく家にはミステリの山で、机の上には自分で書いたミステリの書評が山積み…つまるところ、典型的なミステリオタクだった訳です。

 

そんな中で、いつの日か「本物の探偵ってどんなものなんだろう」と、様々な書籍をあさってリアルな探偵について調べはじめましたが、探偵業という仕事について詳しくなるにつれ、僕の興味は次第に本物の探偵たちに移りはじめていきました。

 

「この世界は、もしかしたらミステリの世界より面白いのかもしれない」

 

そう思い始めたら、もう私は探偵になること以外見えなくなりました。

昔から、「こう」と思ったら他の事が見えなくなってしまう性格は今も変わってはいませんが、あの頃はもう探偵のこと以外見えなくなっていたのです。

 

その結果、周囲から進められた大学や警察学校という選択肢を断り、高校を卒業後、すぐに東京に出て探偵の道に入りました。

 

良く、こういう事を言うと「理想と現実の違い」というものにショックを受けたという話を聞きますが、私にはそんなショックはありませんでした。調べものが昔から得意だった私は、探偵になる前から探偵業に関する様々な資料を集めていたので、この業界の悪い点も、良い点も、ある程度分かった上で探偵になることを決めていたからです。

 

■実は憧れていたのは秘密

 

探偵に憧れていたという話を、業界の人間にしたことは殆どありません。

 

実は探偵業界というのは「探偵に憧れて入る人間=使えない」もしくは「ミステリを読んで入った人間=すぐに辞める」という話が当たり前だったからです。

 

ただ、私の仕事を見ていた方たちは、よほど探偵業が好きということには気が付いていたかもしれません。特別な才能があった訳でもありませんが、ただ「探偵が好きだ」という、誰にも負けないただ一つの才能を頼りに、怒られながらも食らいつく様にして仕事をしていた私のことを、ある人は「お前の天職だよ」と仰ってくれました。

 

そんな私は、探偵業を引退したあとも、こうして探偵業に関わって生きる道を選びました。ただ、どこまで行っても探偵業にしがみついていては、現役の探偵の方達に迷惑が掛かるばかりです。

 

そこで、インターネット上で情報発信を行う上で、常に業界の健全化を目指す事にしたのです。

 

これは現役時代からの願いであり、私個人の夢でもあります。こうした夢を語るとなると、きっと、業界関係者であっても、業界に関係無い方にとっては笑いものかもしれませんね。

 

■探偵好きは死ぬまで変わらない

 

結局の所、私の視野の狭さは昔から変わっていません。

 

しかし、私が笑いものになることで、少しでも探偵業の健全化が進むのであれば、それこそ税金より安い支払いだと感じています。

 

また、依頼者の方々がより探偵業を利用してもらうために、時には業界の健全化のためにも、費用の節約方法や業界の実態など、探偵業についての知識を皆さんに深めてもらうため、ありとあらゆる情報を提供させて頂く予定です。

 

また、こうした私の仕事をメリットとして感じて下さった方々と現在もお仕事をさせて頂いております。結局、探偵業というのはイメージアップが進めば進むほど門が開かれ、より依頼者も増え、探偵社の方やアフィリエイターの方にも利益を提供できると考えております。

 

元プロで、今はプロのライター、そして誰よりも探偵業を愛している生粋の探偵オタクとして、様々な方面から探偵業に関わる全ての人のバックアップをしながら生計を立てれているのが、今の私の生きがいなのです。

 

こうした本音は、現実世界でも言えません。

しかし、インターネットを通して、文章にして伝えることは出来ます。本音を言うのはいつも恥ずかしいですが、本音を言わなければ、きっと私の行いを理解してくださる方は現れないとも感じています。