北海道の探偵が見当たらない

他起動の探偵ライターが記す北の探偵情報

北海道ファンマガジン

北海道ファンマガジン様でインタビュー記事を書かせて頂きました。

とてもエネルギッシュな方で、チーズへの熱い情熱をしっかり感じさせて頂きました。

 

僕の住んでいる北海道で今もっとも注目されていると感じるB級グルメラーメン。店長さんの温かい気持を知ることが出来ました。

 

 

しらべぇで記事を書かせて頂いています。

探偵業関連の記事の執筆をメインとしていますが、最近はさらに大きなメディアに進出しようと色々と画策しております。

 

だって、そっちの方が良い記事も書けるじゃありませんか。

多くの人達が読んでくれるメディアに記事を書くことは、情報を発信したい側からすれば大きな魅力です。

 

 

こうした記事をどれ位の人がシェアしてくれるのか不安でしたが、予想よりもかなり多くてびっくりです。さすが1300万PVのニュースサイト様です。

 

また、今後も様々なサイト様で記事を執筆させて頂くために、こちらのブログで執筆依頼を受け付けることにします。

 

もっと多くの記事を書いてガンガン仕事していきたいですね。

埼玉県朝霞市行方不明事件の行方不明者が発見されました。

行方不明になって2年目、ようやく発見された朝霞市の元女子中学生。

この事件が報道で発表された直後、僕思わずホッとしていました。

ようやく見つかった。

しかも無事な状態でなんて、これほど奇跡的な事はありません。

 

また、この事件は僕にとってもかなり特別な事件なので、ついこのブログを書かずに居られませんでした。

 

朝霞市女子中学生行方不明事件

 

朝霞市女子中学生行方不明事件が発生したのは平成26年3月10日の午後3時30分頃。

朝霞市の自宅付近で目撃されたのを最後に、ある女子中学生が消息不明になりました(このブログでは、本人のその後の生活も考え、個人名は控えさせて頂きます)

 

女子生徒はその日の朝も、いつも通り学校に出かけており、学校でも特に何も変わった事は無く、学校が終わって帰路につき、クラスメートと別れるまではいつも通りであったそうです。また、彼女は大変真面目な性格で、ご家族との家庭内トラブルがあったわけでもなく、失踪の理由はいまだ不明なままです。

しかし、失踪前には自宅付近で十代後半と思われる若い男性と話していた姿が目撃されており、この男性が女子生徒を目撃した最後の人物と目されていました。

そして、この若い男性というのが、今回逮捕された寺内樺風容疑者(23)です。

 

■誘拐後、部屋に監禁。自筆で手紙を書かせ家族送らせた?

寺内容疑者に連れ去られた少女は、その後東京都・中野区にあるアパートの一室に監禁されていました。

室外に出ることは許されなかったのかは不明ですが。監禁生活は2年んだとされます。

しかし、3月27日。アパートから寺内容疑者が秋葉原に向かうと告げ出て行ったあと、部屋の鍵が掛けられていないのを発見。その隙を付き、アパートから脱出した少女は付近の公衆電話に向かいました。

女子生徒の父親らの話によると、27日午後0時10分ごろ、埼玉県朝霞市の自宅の電話が鳴り、母親が電話を取ると「お母さん」と呼びかけられ、声の主は娘の名前を名乗った。

 「えっ?」。驚きのあまり言葉を詰まらせていると、再び自分の名前を口にし、母親からの呼びかけに本人だと答えたという。

 「今どこにいるの?」

 「公衆電話からかけている」

 「周りに誰かいるの?」「いない」

 「体調は?」「大丈夫」

 女子生徒の声に元気はなかったが、失踪前とあまり変わらない調子で両親と1、2分ほど会話した。

 「誰かが来たりするの?」と聞くと「誰も戻ってこない」と説明。周りに何が見えるか確認し、近くの場所に助けを求めるよう伝えて電話を切った。

 両親はすぐに110番通報。その後、再び女子生徒から電話があり、「行ったけど人がいない」と言ったため、自分でも110番通報するよう伝えたという。

父親「すぐ本人と分かった。早く会いたい」

 母親は女子生徒を保護した警視庁中野署へ向かい、父親は自宅で埼玉県警の警察官と待機したという。午後4時43分ごろ、警察官から女子生徒の無事が伝えられると、父親は安堵(あんど)の笑みをこぼした。

 父親は報道陣に「すぐに本人だと分かった。無事戻ってこれるんだなと、とりあえずホッとした。早く会いたい」と答えた。

 女子生徒はいったん警視庁中野署に保護され、その後、車で埼玉県警新座署に移動した。

女子生徒の父親らの話によると、27日午後0時10分ごろ、埼玉県朝霞市の自宅の電話が鳴り、母親が電話を取ると「お母さん」と呼びかけられ、声の主は娘の名前を名乗った。

 「えっ?」。驚きのあまり言葉を詰まらせていると、再び自分の名前を口にし、母親からの呼びかけに本人だと答えたという。

 「今どこにいるの?」

 「公衆電話からかけている」

 「周りに誰かいるの?」「いない」

 「体調は?」「大丈夫」

 女子生徒の声に元気はなかったが、失踪前とあまり変わらない調子で両親と1、2分ほど会話した。

 「誰かが来たりするの?」と聞くと「誰も戻ってこない」と説明。周りに何が見えるか確認し、近くの場所に助けを求めるよう伝えて電話を切った。

 両親はすぐに110番通報。その後、再び女子生徒から電話があり、「行ったけど人がいない」と言ったため、自分でも110番通報するよう伝えたという。

父親「すぐ本人と分かった。早く会いたい」

 母親は女子生徒を保護した警視庁中野署へ向かい、父親は自宅で埼玉県警の警察官と待機したという。午後4時43分ごろ、警察官から女子生徒の無事が伝えられると、父親は安堵(あんど)の笑みをこぼした。

 父親は報道陣に「すぐに本人だと分かった。無事戻ってこれるんだなと、とりあえずホッとした。早く会いたい」と答えた。

 女子生徒はいったん警視庁中野署に保護され、その後、車で埼玉県警新座署に移動した。

 

 

 一報を受けて中野署に向かった母親は、同署では女子生徒と面会できず、午後5時半すぎに新座署内に到着した女子生徒と、署内で2年ぶりの再会を果たした。対面の際は「2人とも泣いていた」(県警)という。その後、自宅で待っていた父親も加わり、署内で3人が再会した。

 (産経新聞より)

無事に見つかって本当に良かったですし、ご家族や失踪者の捜索に協力していた方々も安心されたと思います。

 

■行方不明者捜索のためのライティング

実は以前からライター業務の一つとして、行方不明者捜索のための記事を幾つか書いてきました。最初から事件性が高く、誘拐である可能性あとても高かったのを覚えています。調べれば調べるほど、個人の意思による家出や駆け落ちの類ではなく、誰かに連れ去られたとされる痕跡が至る所に残っていました。

また、行方不明になったと、手紙などが出されていた事から、どこかに監禁されている可能性も考えられていました。

しかし、簡単に発見することは出来ませんでした。

警察による捜索は細々と継続していた様ですが、それもむなしく2年が経過。おそらく、警察ではすでに死亡したものと考えていたかもしれません。

 

■諦めなかった人々の努力

 

日本のどこかで行方不明になった他人を、本気で心配する人はそう多くありません。きっとこれを読む方も、今回のニュースで初めてこの事件を知ったはずです。

しかし、そうでは無かった人々…行方不明者を探すために活動を続け、今回ようやくその努力が実った人々のことを伝えなくてはいけません。

 

女子生徒が行方不明になってから、両親は自宅近くの駅頭などで少女に関する情報提供を求めるチラシの配布を定期的に行い、「娘は帰ってくると信じている。どんなささいな情報でもいいので提供してほしい」と訴え続けた。

行方不明になってから2年が経過した今月10日にも、同級生やその保護者に加え、朝霞市職員ら約200人が参加し、約2万枚のチラシ配布が行われた。少女と小学生からのつきあいがあるという同級生の女子生徒は「何があっても受け入れるから、早く戻ってきてほしい」と話し、「友達を捜しています」と大きな声で通行人に声をかけていた。

 

今回のケースでは、少女自身が自力で自宅に電話を掛けることが出来ましたが、もしそうでなかった場合、こうした地道な努力が実っていたはずです。

しかし、ビラを配るという行為はそれほど効率的ではありません。正直に言って、該当でビラを配るというのは「打つ手なし」という意味なんです。

現に、警察に500件にもわたる目撃情報が届いたものの、その全てが空振りに終わっています。それほどまでに、行方不明者の発見とは困難を極めるものなのです。

ですが、そうと分かっていてもビラを配り続けた人達や、インターネット上で情報提供を求め続けることには意味があったはずです。ほんな僅かな可能性でも、発見できるかもしれないなら何でもやる。その気持ちが無ければ、行方不明者の捜索は出来ることでは無いのです。

 

■今後も行方不明者の情報提供を

日本における行方不明者は年間8万人前後もいますが、捜索のためにインフラは欧州と比べてまったく整っていません。

この様な中では、やはり地道に行方不明者の情報提供を募るしかありませんが、そのために努力を惜しめる人間は限られています。

また、公開した情報の取り扱いも慎重に行わなければなりません。

この事件で無事見つかった少女に関する記事はあらかた削除を求め、出来ない場合には個人情報の削除を行ってもらいました。こうした行いは、インターネット上で行方不明者の捜索上ではかかせません。

 

■犯人について

今の所犯人についてはさほど興味はありません。

しかし、今後犯行の手口が明らかになることで、行方不明者の捜索活動に関する何らかの手がかりが出てくるかもしれませんから、逐一チェックして行く事にします。

 

それにしても、本当に見つかって良かったですね。

男女の倫理観は本当に乱れているのか?

f:id:blubook:20160308214359j:plain

 

今回お話したいのは、男女の倫理観についての話題です。

昭和の頃から、探偵業といえば浮気調査というお決まりの仕事がついて回るようになったせいで、日ごろからこの手の問題に接することも多かったのです。

 

そこで、今回は最近の男女の倫理観で気になったネタについてまとめておきます。メディア様達は企画のネタとしても是非お使いください。

 

■浮気や不倫に男性はそれほど罪悪感は抱かない。

 

つい先日、男女の浮気や不倫問題の記事を執筆させていただきましたが、そこで改めて男性の脳と浮気の仕組みについて考えさせられました。

 

まず驚いたのは、恋愛巧者と思われいた女性の脳よりも、男性の脳の方がはるかに浮気や不倫に向いているという点です。特に、男性は記憶の操作によって複数の人物や対象物に対する愛情を持ち、なおかつ罪悪感を消している可能性については、今後も言及して行きたい点です。

 

■女性の浮気率の上昇による少子化問題

 

少子化問題が騒がれている中で、私が注目しているのは女性の浮気率の上昇と少子化との関連性です。このポイントは、元探偵としては当然気になる所です。浮気率が上がれば、離婚率が上昇し、結果的に探偵業界の需要も高まるのは目に見えています。この現象についてはさらに深く調べて行きたいです。

 

■インターネット浮気の問題

 

日本の法律上、インターネット上での浮気は不貞行為には含まれません。

 

しかし、男女の出会いの場にインターネットが活用されている今では、浮気問題もインターネットを主軸に考察していく必要がありそうです。

 

出会いの場となるサイトやサービスはもちろんのこと、アプローチの方法や、ネットサービスを介したバーチャル・セックスの問題も興味深い点です。

 

■問題定義が重要

 

男女問題でpvのみを狙うなら、やはり問題定義が出来るようなテーマが必要なる様です。例えば最近では「托卵女子」なんかのキーワードや「一夫多妻制をどう思う?」みたいな、いわゆる煽りネタが人気です。

 

この手のキーワードは競合も高いのですが、コンテンツの内容をきっちりツメて、オリジナリティで品質を担保できれば、アクセスはかなり稼げる様です。(ただ、マネタイズを考えると、この手のネタを乱立させるのも考えものです。この手のネタは遊びではなかなか書けないですし、そんなことしてると、書き手の信用を失う=googleの評価も悪いと考えています)

 

■オリジナリティのある男女問題に関するコンテンツ作りをするには?

 

男女問題というテーマを深く研究している人間はあまり多くありません。インターネット上を見ても、今ではコピーコンテンツがあふれ返っている状態ですし、どこを見ても似たような記事ばかりなのが現状です。

 

こうした中で、よりオリジナリティのある男女問題系コンテンツを提供するためには、個人の体験や人に聞いた話だけでは十分ではないでしょ。様々なデータを見ながら、自らが研究者となり、よりクリエイティブな発想でこの問題にメスを入れ続けなければなりません。

 

ライターでありながら、男女問題の研究者という姿勢がとても大切ですね。

 

 

 

探偵業界のメディアの可能性を追いたい

f:id:blubook:20160307224417j:plain

 

探偵業界だけでライター業をしている風変りな僕ですが、それでも次第に依頼されてくださる企業様も増えてきました。

 

そんな中、企業様との打ち合わせの回数も増えてきた為、探偵業界におけるメディアコンテンツの現状についても考えはじめました。

 

そこで、今回は探偵業におけるメディアコンテンツについて、気になったことをまとめてみたいと思います。

 

■探偵業界で理想的なメディアとは?

 

探偵業界系最大手のメディアと言えば、かの有名な探偵ファイル様です。こちらはそもそも『探偵がめちゃくちゃな事をやる』という過激さが売りとなって爆発的人気を博しており、僕自身も学生時代の頃は、探偵ファイルを見ながら「山木さん面白いな!」なんて友人達と笑いながら見ていたタイプです。

 

ただ、探偵ファイルは成功例の極端な例に過ぎません。企画はとても面白いですし、今でも探偵watchを含め、かなり精力的な活動を続けられています。しかし、私が思う理想的な探偵業メディアは、さらに「探偵」にターゲットを当てた部分になります。

 

■面白いだけでは探偵社の利益にならない?

 

前述の探偵ファイルはインターネット初期に登場したという事もあり、その過激さゆえに支持をされ、知名度も上げ、結果的にはガルエージェンシーへの利益に繋がりました。

 

しかし、現在はそうした過激さはインターネット上では受け入れられなくなっています。また、そこに本物の探偵達の姿が無ければ、ユーザーが依頼にまで動かない可能性も考えなければなりません。

 

■マジメなだけでも利益に繋がらない?

 

探偵に焦点を当てなければ、探偵社に利益が上がらない以上、メディアコンテンツの価値は薄れます。

かといって、真面目すぎる内容だけではユーザーは満足を得られません。コンテンツ制作は、結局はユーザーの興味をそそる必要があるからです。

 

■丁度良いバランスは何処なのか

 

現在探偵業界は、依頼につながり、なおかつメデァイとして多くのユーザーを満足させるコンテンツについて考える必要が出てきたと感じています。googleの検索アルゴリズムも、すでにオリジナリティを優先する動きが目立っている以上は、既存の戦略では探偵社の宣伝は厳しくなっていくはずです。

 

つまり、このバランスを考えなければ、探偵業界における「有益」なコンテンツは出来ないということなんでしょう。

 

ううん、難しい所ですね。探偵社にしても探偵業系アフィリエイターにしても、今後は既存とはまったく違う質のコンテンツを作り上げなければなければなりません。

 

ここは試行錯誤をする必要があるので、トライ&エラーで挑戦していくしか無さそうです。

「プレイヤー」から「ライター」へ~探偵ライターになって良かったこと~

f:id:blubook:20160215225333j:plain

 

探偵業専門という一風変わったライターになった僕も、元々はある企業で調査員をしていました。

 

その頃は「探偵として一人前になって、誰よりも腕のある探偵になってやる!」という思いだけで仕事をしていましたし、その強い思いは現役を一時退いた今でも、まだ胸の中で燻っています。

 

しかし、探偵業を離れてライターとして筆を執るようになってから一年がたった今、この仕事を選んで良かった点も色々と見えてきました。

 

また、その部分に探偵業界に新たな風を吹き込める可能性を感じてもいるので、今回は探偵ライターとなって感じたメリットについて説明させてもらいます。

 

 

■探偵業界をより客観的に見れるようになった

 業界から離れて最も良かったことは、探偵業界という世界をより俯瞰的に見つめることができた点です。

 

現役のころは、仕事をしながら自分のスキルを磨くことしか頭にありませんでしたが、現役を退いて少し離れた場所から業界を眺めてみると、今までみていた探偵の世界とは違った風景が広がっていることに気が付いたのです。

 

これはライターとして探偵業に関わって最も良かったな点だと感じています。「プレイヤー」ではなく「ライター」になったことで、より冷静に、より客観的にこの業界を見ることができたのです。

 

また、業界から発信された情報がどの様にしてユーザーに伝わっているのか、ユーザーが探偵に求めているものが何かも、俯瞰することで明確に捉えることが出来ました。特に探偵業界が力を入れているアフィリエイトの仕組みについて理解できたのは大きな収穫です。

 

 

 ■他社の良い所がどんどん見つけられる

 

探偵業界を俯瞰する能力が養われると、この業界には本当に良い探偵社が沢山あることを知れました。

 

もちろん、まだまだ各社様への取材を行えている訳ではありません。ただ、常に業界の動向をチェックし続ける立場に立つと、名前だけは知っていた探偵社の凄さや、まだまだ目立ちはしないものの、面白い戦略を取っている企業が沢山あることに気が付けたのです。

 

実は、探偵業界というのは他社へのライバル意識がとても強い世界です。この点については後程触れさせて頂きますが、とにかく「大手」VS「中小」という対決がとにかく目立つ世界でもあります。

 

そうした世界に居ると、ライバル関係にある他社を認めることは難しいですが、この点も「プレイヤー」から「ライター」になった今はとてもニュートラルな気持ちで業界を見渡せるようになりました。

 

 

■探偵業の良い所や問題点が理解できる

 

探偵業界というのは、社会的にはやはりイメージの悪い業界です。

しかし、その中でも自社のイメージアップに力を入れいてる企業は多いです。一企業だけでなく、協会単位や、政治団体などが一生懸命業界のイメージアップのために働いています。

 

そうした姿は、探偵業のみに注目し続けている僕の様な変わり者には輝いてみえても、それ以外の多くの依頼者や、依頼を考えている方には届いていないのが現状です。

 

実をいうと、その問題をどう解決するのか、ライターとして出来ることはあるのかを考えない日はありません。ビジネスライクに仕事はしても、僕が書く文章には必ず業界のイメージアップに繋がる何かを織り交ぜなくてはと、色々と試行錯誤をしています。

 

 

■探偵についてより深く知れる

 

ライターになってもう一つ良かった点は、探偵の技術的部分だけではなく、業界の成り立ちや探偵の歴史、そして探偵として活躍された多くの方々について知ることが出来た点です。

 

これはもはや「探偵マニア」とも言うべき僕らしいメリットですね。仕事を通して、より多くの方々に探偵業を知ってもらうために資料を漁る内に、すっかり探偵博士化してしまったのは言うまでもありません。

 

また、リアルの探偵のみならず、フィクションにおける探偵につても詳しいのは、もともとのミステリ好きが高じてのことです。「探偵」と名のつくものであれば、どんな情報でも収集し続けるフリークでいられるのは、ライターの特権かもしれません。

 

ちなみに、実在の探偵で最も好きなのは「ウジェーヌ・フランソワ・ヴィドック」と「目川探偵」フィクションの世界で好きなのは「フィリップ・マーロウ」です。

 

探偵の方々なら分かるのですが、こんなこと、現役時代に言っていたら良い笑いものですよね。

 

ただ、今は一ライターの身分。この知識こそが武器ですから、存分に探偵オタクぶりが発揮できます。

 

 

■ライターになったのは必然だった?

 

結局は現役の方々へのリスペクトが強いものの、業界から少し離れた場所でライターとして活動することは、僕にとってとても大切な事であるように感じています。

 

現役では見えてこなかったもの、知れなかったものに出会え、なおかつ探偵の良さについて紹介しながら生活できるなんて、探偵を辞めた頃には想像すらしていませんでした。

 

また、探偵業界の問題点についても、依頼者に近い目線で触れられるのはライターの強みでもあります。

 

探偵業を専門にしているライターは僕一人であり、先人は誰もいません。そのため、初めから手探りの状態で仕事をしていますが、それでも日々精進しながら、影ながら業界を支える一人になれればと思っています。